知っ得! しゅうなん再発見 第2回

周南海の幸いっぱい駅弁当   

全国には地元の食材を使ったおいしい駅弁当が多々ありますが、ここ周南市にも地元の海の幸いっぱいのいわゆるご当地駅弁当があるんです。JR徳山駅北口のみなみ銀座商店街の入口にある徳山駅弁当株式会社。現在従業員はお弁当の営業関係が約10名、調理場では22名、 その他営業されているうどん店数店等の従業員を合わせると全体で約70名の会社で、創業は昭和16年12月15日という歴史あるお弁当屋さんです。

その徳山駅弁当さんが平成12年3月11日のJR西日本ダイヤ改正により、ひかりレールスターが山陽新幹線に登場した記念に発売されたのが「とくちゃんふくちゃん弁当」です。とらふくの延縄料発祥の地として有名な徳山の「ふく」と、子どもたちに大人気のマレーグマのツヨシくんのいる徳山動物園の動物たちをモチーフにした可愛らしいパッケージで一際目を引きます。

                

お弁当をあけた瞬間、松形の白飯、扇形の赤飯、いなり寿司の3種類のご飯と、種類豊富なおかずが目に飛び込んできて食欲がそそられます。ぷりっとしたふくの唐揚げ、上品な食感のアナゴ、イイダコにエビといった周南の近海でとれた新鮮な海の幸に加え、里芋、シイタケなど山の幸もぎっしり詰まっています。ボリュームがありますが、あっさりとした味付けなので女性でもペロッと食べられます(取材者談)。その他、自家製タレでおいしく炊き上げた「とくやまあなご飯」、ふく、かき、しめ鯖などをふんだんに盛り込んだ「周南の瀬戸風味」なども観光客などに人気の駅弁当です。

                     
               とくやまあなご飯                  周南の瀬戸風味

「駅弁の販売も時代の流れとともに形が変わっています。」西村取締役総務部長さんのお話では、新幹線が徳山駅に通るようになるくらいまでは駅構内や列車内で歩きながら駅弁を販売していたのが、現在では本店の販売所と新幹線口の販売所、そして列車内では新幹線「レールスター」「こだま」、また在来線ではブルートレイン「はやぶさ」、「富士」でのみ販売されているとのこと。

地元の駅弁を食べたことがあるという方は意外に少ないのではないでしょうか?地元名産の美味を再確認ということで、是非一度、周南の駅弁をご賞味あれ!たまには電車に乗ってのんびりと駅弁を食べながら、ぶらりと旅にでもいきたくなった今回の取材でした。日本人にとって駅弁はそんな旅情の念を抱かせるものでもあるんですよね。

  西村取締役総務部長さん

お問い合わせ 徳山駅弁当株式会社 0834-21-0330